今回はGoogleドライブ応用編ということで、タイトルの通り、グループでの作業の時に使えるGoogleドライブの同期方法について解説していきます。
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【Googleドライブ入門編】
【Googleドライブ基礎編Ⅰ~Ⅲ】
そもそも同期って何ぞや…?

最初にGoogleドライブの同期方法について説明していく前に、そもそも同期機能とは何ぞやというところから解説していきます。
同期とは、2つ以上の異なる端末(主に、スマートフォン、タブレットやパソコン)同士で、指定したファイルやフォルダを同じ状態に保つことを言います。
つまり、これを使うことによって常に表示される情報を共有し更新し続けることができるわけです。
なので例えば、Googleが提供するGmailで1アカウントをAとB、2台以上の端末でログインしているとしましょう。
同期機能をオンにしていると、端末Aでメールを削除すると、同様に端末Bでも同じ操作(つまり端末Bでもメールが捨てたことになっている状態)が行われるわけです。
このように、「同期機能とは同じアカウントでログインしているものを同じ状態にする」ということになります。
共有とどう違うのか…?

よく「同期」という言葉と「共有」という言葉をごちゃごちゃにしてしまう方も多いのですが、これらはそれぞれ意味が異なります。
まず「同期」とは一つのアカウントから発する情報を他のデバイスに反映させることをいいます。

対して、「共有」というのは、一つのアカウントから他のアカウントに情報を発信することをいいます。

Googleドライブを同期させるメリットとは…?
では、Googleドライブを同期させるメリットとはどういうものがあるのでしょうか…?
- パソコン上にあるデータやスマートフォンにあるデータをクラウド上にバックアップすることが出来る!
- スマートフォンまたはパソコンで撮影&保存したデータを簡単に保存・閲覧が出来る!
- ネットを介して、USBケーブルなどの有線ケーブルを使わずにデータのやり取りが出来る!
以上が主なメリットとなります。
特にスマートフォンとパソコンをケーブルなしでデータのやり取りが出来るという点は、荷物をかさばらせないためにも使うメリットとなりえるのではないでしょうか。
バックアップに関しては、突然の自然災害や水没に際して、アカウントごとにデータは残されるため、すぐスマートフォンを元の状態に普及させるには役立ちます。
Googleドライブの同期方法とは…?
では早速、順を追ってやっていきましょう。
一応今回は、パソコンで操作を行っていきます。
①まず、アプリ版のGoogleドライブをダウンロードします。
※ここで注意なのですが、GoogleChromeを使っているとGoogleドライブはブラウザ上に標準搭載されていますが、同期機能を使うには、別途アプリ版(←ココ重要)のGoogleドライブが必要になりますので、ここで必ずダウンロードしましょう。

②設定してくださいというメッセージが色々出てきますので、手順に沿って進めていきます。




最後に、右下の画面に上記の画像のように「Googleドライブにはこちらからアクセスできます。」というメッセージが出てくるので、次はそちらが指し示すGoogleドライブアイコンをクリック。
③すると、自動的にGoogleドライブのファイルと同期させる作業が、PCの裏側で行われていきます。(画像はその同期中の状態です)

以上の流れでGoogleドライブの同期作業は完了になります。
後は、複数人の作業で使う場合は、この同期されたアカウントを他の端末からログインして作業をすれば、常に更新された最新の状態から作業を進めることが出来ます。
おわりに…
今回はGoogleドライブの同期方法について解説しました。
大人数の作業は、Googleドライブで作業工程ごとに分けると進捗が捗るのではないでしょうか。