皆さんは、普段使っているモノのことが気になったことはありませんか?
どこで作られているか、何を素材にして作られているか…
ひょんなことから生まれる疑問。
そんな時に使えるツールの一つになっています。
ちなみに今回ご紹介するのは、Google拡張機能「Palette Creator」。
色彩に関する勉強やお仕事をしている時、また好きな小物を見てモノの配色が気になった時に使える拡張機能となっています。
さてどのように使っていくかここではその使い方について見ていきます。
Contents
配色を一瞬で調べられる抽出ツール!Google拡張機能「Palette Creator」とは…?

今回ご紹介するのは、Google拡張機能「Palette Creator」。
主にどういうことができる拡張機能なのかというと、画像に含まれる配色パターンを抽出することができます。
これによって服選びのセンスなどの色彩の組み合わせに関わることを分析するのに役立ちます。
ちなみに抽出できる色の種類は、4色から最大256色まで細分化できます。
Google拡張機能「Palette Creator」使い方

※Google拡張機能の導入の仕方が分からないという方は、コチラの「非公式Google拡張機能導入マニュアル」をご参照ください。
導入できたら次に、抽出したい画像をGoogleChromeのブラウザ上で見つけます。

今回はWebCustom内で使っているフリー画像を例に使い方を解説していきます。
※注意点として、Google拡張機能なので、ブラウザ上で開ける写真からしか抽出できません。なので、色彩パターンを見る写真は必ず、ブラウザ上から探してください。もしどうしても手持ちの写真の配色を抽出したい場合は、ブログやSNSで一回写真をアップロードしてからご利用ください。
抽出したい画像を見つけたら、拡張機能を導入しONにしていることを確認してから、右クリックで、「Palette Creator」にカーソル合わせ、分けたい配色パターンを選択します。

配色パターンは初期設定では、8色,16色,24色,32色,カスタムという順で表示され、
32色以上に分けたい場合は、カスタムを選択します。
ちなみに、8色~32色のパターンだと以下のように表示されます。

先ほど抽出した画像の下には、抽出した色がそれぞれ表示されます。

「SETTINGS(設定)」=色彩を識別する番号の基準を対応形式ごとに変える。
「COPY(コピー)」=クリップボードに色彩の識別番号を保存します。右クリックでできる「貼り付け」を押すと、
文字入力ボックスに入力できます。
「DOWNLOAD(ダウンロード)」=GPL形式で色彩データをダウンロードします。なお、この形式で保存されたデータに関しては、GIMP(ギンプ)で開けるようになります。
32色以上に配色パターンを分ける方法
32色以上のパターンに分ける方法もご紹介します。
32色以上に分けるには、先ほどの配色パターンを何パターンに分けるかの画面で、カスタムパターンを選択します。

するとこのように、配色を調整できるページへ飛びますのでバーを動かして、分けたい配色数に設定しましょう。設定が出来たら、「CREATE」をクリックしてもらえれば、後は8色~32色のパターンと同じ方法でダウンロードなどの操作がおこなえます。

おわりに…
今回は、色を抽出するGoogle拡張機能のご紹介をしました。
デザインやアートなど、色を用いる作業などにもぜひ役立ててみてください♪